2019年ひとづくり委員会事業計画

2019年ひとづくり委員会事業計画

~人と人との繋がりを強化できる人材の育成~

委員長 楚南 幸子
副委員長 仲宗根 清二

現在私たちの住む宮古島は、大型クルーズ船の寄港や今年開港する下地島空港の影響によって観光客の更なる増加が見込まれ、経済的発展により社会が物質的に豊かになり、一人一人の生き方や働き方が多様化する一方で社会的な一体感が弱まっています。少子高齢化の進展や産業構造・就業構造の大きな変化の中で、島の将来を担う子ども達や家族、学校や地域社会と様々な人との直接的な繋がりを強固にし、自らにふさわしい生き方を実現できる人材を育成する必要があります。

まずは、価値観が多様化している今、地域の文化、地域の産業に誇りを持てる機会を創造する為、家庭、学校、地域を巻き込んだ職業体験学習を開催します。家庭や学校では学べない地域産業・地元企業において、仕事から得られる「お金をもらう喜び」「人に感謝される喜び」「自分が成長する喜び」や文化・産業に触れる事で新たな発見ができる場を創出します。働く人との交流や一緒に体験する事から生まれる体験の共有化によって人と人との繋がりを持てる機会を創造し、一層地域を身近に感じてもらう事で宮古島を『魅力ある島』として誇りを持ち、将来の宮古島を背負って立つ青少年の人材育成事業を実施していきます。そして、お互いへの共感力や気遣いから組織力を高め人と人との繋がりを大切にし、協調性と責任感と豊かな心を育み成長できる機会を創出する為に、継承事業であるJC杯少年野球大会を開催します。併せて、野球を通して家族・周りの環境に対して感謝の心を持ち、地域社会との絆、一体感を強固にする為に、講演会を開催します。同時にJC杯少年野球大会の更なる発展に向け、地域における新たな価値の創造を目指し、その実現に努めます。

島の将来像を踏まえ、社会情勢の変化、時代の潮流を見据えた取り組みを通じて、宮古島市が掲げる「こころつなぐ 結いの島 宮古(みゃ~く)」に共感し、家庭、学校、地域が三位一体となり、夢と希望にあふれたひとづくりを実現します。

【事業計画】

1. 職業体験学習の開催
2. 講演会の開催
3. JC杯少年野球大会の開催

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